大栄建設ロゴ

BLOG更新中

来店予約はこちら

丈夫で長持ち

サビや腐食による部材劣化への対応や結露防止・通気への配慮で耐久性を維持しています。

テクノビームの防錆処理

錆からテクノビームを守る溶融亜鉛めっき

テクノビームの芯材となる軽量H形鋼には、防錆作用に優れた溶融亜鉛めっき処理を施すことで、住宅性能表示制度における劣化対策等級3(最高等級)の基準をクリアしています。

※梁に鋼材を使用する場合、等級3において、めっきの両面付着量は Z25(250g/m2)と規定されています。
テクノビームのめっきは Z27(275g/m2)の付着量で、錆からビームをしっかり守っています。

溶解亜鉛めっきの犠牲防蝕作用

亜鉛は鉄よりも先に反応する性質があるため、万一鉄素地が露出しても亜鉛が先に反応して緻密な保護被膜をつくります。 これを犠牲防蝕作用と言い、亜鉛が鉄そのものを錆から守ってくれるのです。

テクノビームの結露防止

テクノビームの芯材となる軽量H形鋼の結露防止として、外壁面やバルコニー部分のテクノビームに、板状の高性能ロックウール断熱材やポリスチレンフォームを施工しています。

住まい全体は強力に一体化し、地震に強い頑丈な構造体を作ります。

※接合部には、ウレタン吹付仕上げを施します。
※I地域では、外周部分のテクノビームの表裏に断熱材を施工することによって防露に対し、より安全な仕様となっています。

その他の部材における配慮


床束の腐食・白アリ被害を防ぐ鋼製の「テクノ束」
床束とは床下で住まいの足元を支える大切な部材です。
一般的に使用される木製の床束は湿気に弱く、腐蝕や白アリ被害のおそれにあるため、テクノストラクチャーでは鋼製の床束「テクノ束」を採用しています。
圧縮強度は 30kN(約3トン)以上を確保※。
また、400g/m2の厚い溶融亜鉛めっき処理により錆の影響を軽減します。

※ロングタイプの場合は 15kN(約1.5トン)以上を確保しています。

構造全体の結露対策

住まいの性能が向上し、気密化が進んでいる昨今、室内外の温暖差によって生じる結露が大きな問題になっています。
結露の水分によって、躯体や断熱材が腐蝕・劣化し、住宅の性能に致命的なダメージを与えてしまいます。
テクノストラクチャーは構造体の耐久性を高めるため通気構法を採用しています。
壁体内通気をはじめ、小屋裏換気、床下換気など、住まい全体の通気に十分配慮して、構造体の耐久性を高める工夫を施しています。

小屋裏換気

屋根と天井の間にある小屋裏は、湿気や熱がたまりやすい部分です。
冬場の湿気は結露の原因となり、夏のこもり熱は室内の温度上昇をもたらします。

この小屋裏を効率よく換気するため、軒下から棟へと空気が抜けるようにしています。

整体内通気構法

外壁の内部は、外気温と室温との温度差で結露が発生しやすくなっています。
もし、壁体内で結露が発生すると、断熱材や柱・土台の耐久性が大きく損なわれます。

テクノストラクチャーでは、この壁体内結露を防ぐために、外壁材と透湿防水シートの間に15mmの通気層を確保しています。

床下換気(床下換気工法)

テクノストラクチャーは、床下換気工法により、床下の湿気を効果的に排出し、土台や柱脚部の腐れを防いでいます。

「換気スぺーサー」の採用により、一般的な基礎切り欠きの換気口に比べ効果的。

また、基礎を切り欠かないため、基礎強度を低下させることもありません。