高気密高断熱のこだわり
高気密高断熱のこだわり
乙訓の気候の特長
京都盆地の南西部に位置し、四季を楽しめ自然が豊かな乙訓。しかし、夏暑く、冬が寒い盆地の影響を受け、過ごしにくさを感じる時もあるのではないでしょうか?
気象庁のデータによると、近隣の大津などと比較してみると月平均の最高気温・最低気温の寒暖差が8か月にわたり乙訓の方が大きくなっています。また、気候変動などの影響で過ごしやすい春や秋が短く、その分夏の暑さと冬の寒さが「強く・長く」続き過酷な環境が増えてきています。
人間は、温度が高いと発汗して体温を下げ、温度が低いと脂肪組織などで熱を作ります。健康な時は、身体が体温を一定に保つように対応しますが、疲労やストレスがある場合、温度の差に身体が対応できなくなり、体調不良を引き起こすことがあり、人間の健康に大きな影響を与えます。
子どもや高齢者は家にいる時間も多く、家は家族を守るシェルターとしての働きが一層求められます。だからこそ大栄建設は、家を建てる際には価格やデザイン、間取りと同様に「快適な住環境」もしっかり考えていきたいと思っています。
乙訓での快適な住環境とは?
大栄建設は、快適な住環境づくりのために以下の3つが大切だと考えています。
1.室内の温度を一定にすること
2.室内の空気をキレイに保つこと
3.湿度をコントロールすること
この3つは、常に人の身体や感覚に直接伝わるものであり、家族の健康を考える上の基本となります。
1.室内での温度を一定にすること
玄関とリビングで温度が違う、脱衣所とお風呂で温度が違う、1階と2階で温度が違う。一昔前の住宅だと当たり前の現象でしたが、近年この「家の中の温度差」がヒートショック(急激な温度の変化で身体がダメージを受けること)につながり問題となっています。
入浴中に起きた心肺停止状態の発生状況に関する全国調査(東京都健康長寿医療センター研究所)によると、月別発生件数は、最多の1月と最少の8月で約11倍もの差があり、冬場はヒートショックの危険性が高いことがわかります。入浴中のヒートショック関連死の数は、交通事故死亡者数の約4倍になる年もあるということです。
家の中の環境次第では、家は家族にとって安全な場所とは言えなくなります。
大栄建設では、家の中の温度差を小さくする家づくりをおこなっています。
外壁の「断熱性能」を高め、屋外の熱が壁から伝わりにくくする事で、家の中の温度ムラを抑える事が重要だと考えています。吹付け断熱を採用し、信頼できる職人の手によって高性能な断熱材を壁に隙間無く(気密性を高め)充填し、安定した室内温度を保つ仕組みを作っています。
2.室内の空気をキレイに保つこと
自然が身近にあり、美しい乙訓地域。しかし、最近では目に見えない花粉やシックハウス、PM2.5などの影響で不調を訴える人が増えてきています。
大栄建設では、部屋ごとで給排気が行える排気型集中換気システム(第三種換気)を標準で採用しています。壁から直接外気を取り入れる給気口にフィルターが付いており、花粉などの粒子を軽減し、キレイな空気を室内に取り込む仕組みになっています。大栄建設の家は、気密性に優れ、隙間風などで換気経路が乱される事無くスムーズに換気が行われます。汚染された空気が室内に溜まりにくくきれいな空気で家族が生活できる環境になっています。
【ルフロ400リンク】
https://www.njkk.co.jp/Portals/0/images/download/denshi_catalog/shitsunaikanki/vol.4/book_909-0741/html5.html#page=1
(※当換気システムは、工法や階数、ご希望プラン等により異なります。)
3.湿気をコントロールすること
湿度とは空気のしめり具合のことですが、湿気が多いと生活の中で様々な弊害が起こります。一番やっかいなのが結露です。
結露は人の目に付く壁や天井等に付く「表面結露」と人の目には見えない建物の壁の中で起こる「内部結露」があります。
「表面結露」は、カビやダニの発生の原因になります。カビ・ダニを放置しておくとアレルギーの原因になり家族の健康に悪影響を与えます。
「内部結露」は、壁内に湿気が入り結露が発生することです。この「内部結露」をそのままにしていると柱や土台を腐らせる原因となり、どんなに頑丈に建てた家も長く安心して住める家で無くなってしまいます。
◆結露を防ぐには「発生する湿度をコントロールすること」
室内で起こる「表面結露」に対しては、室内で発生する水蒸気量を適切に保つこと、空気の流れをつくり水分が壁などに付着しにくくする事が大切です。
大栄建設の家は給気と排気の換気経路を明確にするために気密性を高め、室内に気流を作り水蒸気をスムーズに屋外に排出させることで、表面結露の予防を行っています。
「内部結露」に対しては、壁内に断熱材を隙間無く充填する事で屋内外の温度の違う空気が壁内で接触しないようし、湿気が壁内に滞留しないように外壁に通気層を設置して結露の予防を行っています。
◆さらに健康的な生活のために ※オプション
文部科学省の調査によると、ぜんそくの子どもの割合は1981年には小学生で約0.5%だったのが、2019年には3.37%に。約40年前の6倍以上に増加しているということです。
また、身体の小さな赤ちゃんは呼吸によって体内に取り込む空気の量が意外にも多く、大人に比べて3~4倍になると言われています。それだけに、よりキレイな空気で生活する事が大切です。
そこで、大栄建設は高性能フィルターで花粉(99.8%)、PM2.5の粒子(98%)、臭気等を取りのぞきキレイな空気を室内に取り入れる全熱交換型の第一種換気システムも推奨しています。
換気の回数は建築基準法で定められており、その換気量は住宅なら1日12回建物内の全ての空気を入れ替える量になります。そのまま換気をしてしまうとせっかく快適に保っている室内の熱を捨ててしまうことになり、快適性と省エネ性を損なってしまいます。
大栄建設が推奨しているこのシステムは、室内の熱を排気の際に回収する全熱交換器が付いているので熱のロスを抑える事ができ、室内環境をさらに向上してくれると同時に、省エネ性にも優れています。大栄建設の建てる高気密高断熱の家の長所をさらに活かし、気持ちの良い住環境を守る仕組みをサポートしてくれます。
【澄家DCスーパー 第1種換気方式】
https://www.mahbex.com/product/system-dc-super/
(※当換気システムは、工法や階数、ご希望プラン等により異なります。)