設計課の佐野です。
今年も研修旅行に行ってきました。
昨年は京都!?と思われたかもしれませんが、今年は本州から脱出しました。
行き先は・・・淡路島です。
淡路島といっても鳴門海峡まで行き、鳴門海峡の渦潮観光をしてきました。

と言うことで、四国にも上陸してきました!!
(淡路島側からでも渦潮観光は出来ます)
ところで、なぜあんなに大きくてはっきりと渦が出来るかご存じですか?
鳴門海峡の満潮と干潮が大きく関わっています。
満潮と干潮の周期は6時間です。
太平洋から入った満潮の海流は鳴門海峡を通って瀬戸内海に流れ込むコース(鳴門海峡コース)と、大阪湾から明石海峡を通って瀬戸内海に流れ込むコース(明石海峡コース)、2つに分かれています。
明石海峡コースを通った満潮の海流が淡路島をぐるっと回って鳴門海峡に到達する頃には、鳴門海峡コースを通った満潮の海流が逆に干潮の海流になって流れ出ていきます。
このときの水位差は最大で2mにも達するそうです。
その差の潮流が川のように流れ込みます。川のような流れの両端部分では流れ込む潮流がどんどん押し出しながら、穏やかな潮流を引き込むことによって「渦潮」が発生することになるそうです。

地球と月の引力で引き起こされる、潮の満ち引きと、2つの潮流コースが交わる時間、そして、川のように流れ込む環境、これらがうまく相まって「鳴門の渦潮」が誕生しています。
人工的には作れない大自然の迫力を体験してきました。
