発見!!石垣美

こんにちは、設計飯田です。暑い日が続いていますが、乙訓の皆さんお元気でお過ごしでしょうか?

 

最近、福知山市にある福知山城に行く機会がありました。
私は城マニアではありません。でも、城にいくのは嫌いでは無く、気が向けばふら~りと足を踏み入れ壮大な建築物に感動し元気を貰って楽しんでいます。

 

さてさて、福知山城。見た目も素敵で堂々と町の中心に建っています。
今まで姫路城や大阪城、彦根、徳島、丸亀…その他お城を色々見てきたつもりでしたが…
こんな石垣があるんだな~と感心したと言うか…ほほ~と思ったというか。
城の石垣ってこんなので良いのか~?とも思ったり。
このお城の天守閣石垣に心が奪われてしまいました。

福知山城天守閣の石垣は、野面積み(のずらづみ)と呼ばれる自然の石をそのまま加工しないで使った積み方だそうです。だから、色んな形の石の周りに小さな石も沢山入っています。

 

大阪城や姫路城の石垣は大きな石が堂々と組まれ、その石の大きさに当時の人々の権力、知恵、苦労など計り知れない情景を思い浮かべ胸の高鳴りを覚えるものばかり。
なのに、この福知山城天守閣の石垣は、小さな石が沢山積み上げられています。
隙間には、子どもが運べる位の小さな石も沢山使われています。
何だか川原で石を見ているかのような感覚すらもありました。
しかも、しかも、沢山の転用石と呼ばれる寺社仏閣などの灯籠や石碑までも使われています。


細かい石や灯籠などの他用途の石の寄せ集めで、今までの石垣へのイメージが壊され、これで良いのかな?と不安にまで感じる始末。
調べて見ると色々書かれていますが、転用石は織田信長に関わる城に共通するものらしく、諸説ありますが旧勢力の象徴である寺院から石を集め石垣にすることで支配を示そうとしたものとも言われているそうです。
また、当時は石垣用の石の流通が整備されておらず、石垣用の石が早急に手に入らなかったから周囲の石を集めたのではないかともいわれています。

 

なるほど、色々な意味があったのですね。
これもまた昔の人の知恵・考え方だとわかり、興味深かったです。


おまけに、改築の跡も素人目にも鮮やかに分かり面白い!
(左石垣に斜めの線:それが改築の跡らしいです。)

 

兎にも角にも。どうですか?福知山城天守閣石垣!
とても繊細で美しいですね♡