アゲハ蝶

総務の大久保です。
うちのベランダでは「スダチの木」を育てています。
毎年、ゴールデンウィークの辺りに白い花をさかせて、それが段々と実になっていきます。
だいたい毎年20個前後なります。
秋には食べごろのスダチになり、秋の味覚サンマに添えていただきます。
そんなスダチの木に毎年、初夏から夏にかけて、何度かアゲハ蝶が卵を産みにやってきます。
アゲハ蝶は柑橘系の植物が好物で、どうやってみつけるのか、マンションの我が家にもやってきます。
卵の段階で発見したら、なんの躊躇もなく駆除できるのですが、
青虫に変態してしまったら愛嬌のある姿にどうしても情がでてしまい、
アゲハになるまで、飼うこととなってしまうのです。
↑まだ変態していません
長男が年中ごろからなのでもう5~6年ほど毎年飼っています。
今年も5月の中旬ごろ卵を発見しました。
青虫になる過程を数日間見守っていましたが、青虫になってしまうと、葉っぱをたくさん食い散らかすので、虫かごに入れて飼い始めます。
そして、スダチの葉っぱの生い茂っている箇所などの葉っぱを厳選して取ってエサとして青虫にやります。
世話としては、青虫の糞を掃除することとエサをやることぐらいです。
その時に誤って青虫をさわってしまうと、角をだして威嚇します。
この時にちょっと柑橘系の刺激臭を発するのですが、柑橘系なので臭いというわけでもありません。
そして2~3日で蛹に。蛹になってから2~3日すると羽化して成虫になります。
蝶々になってから数時間は羽を乾かしているようでジッとしていますが、その後はパタパタと羽を動かし続けます。
そうなったらソロソロお別れの時期です。
蝶々になった子たちは自然の世界へと羽ばたいていただきます。
このようにアゲハ蝶は飼うことはお手軽で、1~2週間で巣立って行くので、
昆虫を飼うことに迷ってる方にはお勧めです。(柑橘系の植物などが必要ですが)
今年も観察させてくれてありがとう~また来年!!
いろんな姿に変態する様子に子供は興味津々で、毎年飽きもせずに観察しています。